今日、ロシア軍がウクライナに侵攻した。
その理由が前世紀のナチスの手口と同じなのに驚いた。
見え好いている嘘を根拠に侵攻したである。
それを発信する冷酷な独裁者の顔の不気味なこと。
自国系住民の保護という名目で、
まだ人々の記憶に残っているし、当時乳飲み子だった人たちもいる。
「ドイツ系住民が迫害され、虐殺されている」という名目で、
宣伝大臣のゲッベレスは女性が泣き崩れたりしている映像を流した。
1世紀近く経った今世紀に、
それと全く同じ作り話で戦争の正当性を主張する指導者がいたとは。
狂っているとしか思えない。
これから多くの市民たちが攻撃に晒されるだろう。
普通に起き、普通に食事をし、
普通にルーティンをこなしていた日常がぷつりと絶たれるのだ。
子供たちも老人たちも一体どこに逃げればよいのだろうか?
思えば間違った指導者を選び続けた国民にも罪があるのかもしれない。
クリミヤを併合した8年前には指導者の支持率は8割を超えていた。
平和な時にその平和を守るための政治を、
人々は培ってこなければいけなかった。
決して自国が侵略国になってはいけなかったのだ。
朝から晩までニュースはその問題を流し続けている。
これからどうなるのか?
私はどうしたら良いのだろうか?
考えれば考えるほど苦しくなる。
(写真 シベリアへ帰るハクチョウ)