動画を見ていたら面白い人に出会った。
子供向け音楽教室の先生で、
複雑なことも優しい例えを上げて話してくれる。
だから、とても分かりやすく続けたいと思えてくる。
先生といえば厳しいことを要求する人というのが私の印象だ。
そのため「○○教室」というのがひどく苦手で、私は何でも独学してしまう。
でも、動画のこの先生だったらいいかもと思ってしまった。
権威が嫌いな人でとても敷居が低いのである。
その人は惜しげもなくレッスンを公開していて、
視聴者は自由に利用することができる。
しかも彼女は独学者を応援すると言って、
より使いやすい動画を日々作り続けている。
だから、一緒に楽しく練習すれば上手になるだろう。
昔はこうしたものは公共放送の教育チャンネルが主だった。
週に1度ほど語学学習や音楽技法番組など放送されていた。
最近はネット動画でより選択肢が広がっている。
動画を上げる人はさまざまで価値観もそれぞれが大きく違う。
そんな中で自分に合った人を選べることは嬉しい。
公共放送だったら選択肢はないし、
現実世界では相性の合う先生を選ぶことは難しい。
動画はデジタルだけれど、話す言葉は生身から発せられたもの。
話を聞くと大体の人間性も分かる。
デジタルには全面的に賛成はできないけれど、
使い方ひとつで目からウロコということもある。
だから、上手に付き合っていこうと思っている。