先日、庭のコンクリート隙間にしつらえられた芝の植え込みが、
妙に浮き上がっているのに気づいた。
線に沿って掘り出された芝の根がむき出しになっている。
人間の手で草刈りをしたとかそんな感じではなく、
何だか地中に生息する未確認生物の仕業のようだった。
足で踏むとふあふあと柔らかく、丁寧に深く耕したみたいだった。
線に沿って膨らんでいるので長い大きな蛇かとも思ったけれど、
どうやらモグラの仕業らしかった。
お隣さんの情報では、
このところ近所中にモグラが出没しているという。
モグラが我が家に登場するのは初めてなので、
今年の気候に何らかの異変があったに違いない。
そういえば水辺公園の芝地にも至る所に穴が開いていたっけ。
穴の周りは掘った土が盛り上がり、
塚のように見えるので「モグラ塚」と呼ばれている。
穴の下には鉱脈?のようにトンネルが作られているらしい。
地下生活者ゆえ夜行性なのか姿はあまり見られない。
我が家の小さな菜園には大根が育っている。
もしかしたら大根の畝までトンネルが続いているかもしれない。
モグラは地中の虫などを食べる肉食生物だけれど、
虫を探して大切な大根を掘り起こしてしまう恐れがある。
ネットで調べたら、
さて、どうやって追い出そうか。
(写真 踏んづけた後のモグラのトンネル 10数メートル続く)