元号が変わり、新しい時代になった。
私は昭和時代の生まれだから、三つの時代を生きていることになった。
この国の殆どの人がそうなのかもしれない。
さて「時代」とは何だろうか。
飛鳥時代や戦国時代など時の流れの区切りに使われてきた言葉だ。
何となく想像できるのはそれについて机上で学んだせいなのかもしれない。
世紀が変わる時もいろいろ取りざたされたけれど、
それは世界的な話だった。
そもそも世紀は20や21の数字である。
世紀はキリスト誕生を区切りにして数えられる。
世界には多くの国があるけれど、
その一つとして同じ体制や価値観はない。
未だ王政が続いている国もあれば軍政権もある。
そういう国と比べたら、万世一系の象徴天皇制は不思議な制度だ。
世界の人たちはこの国のことをどう思っているのだろう。
きっと特別な目で見ているに違いない。
いずれにしても平和が続いていることは、
類稀な素晴らしいことに違いない。
新しい時代の新天皇も平和について述べられていて嬉しい。
どうかこれからも昨日までと同じように、
全ての人々が普通に生きられますように。