大阪の旅で電車に乗ったけれど、飲み鉄はできなかった。
なぜなら乗車がお昼時だったから。
たとえ旅の最中であろうと、
昼日中(ひるひなか)にお酒を飲むことは私にはできない。
お昼にお酒だなんて人目もあるし、
夕刻にならないと心から美味しく感じないからだ。
行きは満員で駅弁を開くのも躊躇われたけれど、
シートのテーブルを倒し、駅で買ってきたお寿司をほうばった。
自分では作ることのできない食べ物を食べるのは嬉しい。
帰りの電車はガラガラで貸切状態だった。
これまたお昼ご飯時なので飲み鉄はできない。
カラフルな駅弁は旅気分に浸ることが出来る。
ビールがあったら最高だろう。
でも、お昼。
新幹線を降りてからは通勤電車に乗りつがなければならない。
せっかくの電車の旅なのに人目を気にしてお昼にお酒を飲めなかったり、
通勤電車を気にしたり、
こんなんでは飲み鉄は返上した方が良さそうだ。
でも、やはり、缶ビールを昼間から飲むのには抵抗がありすぎる。
満員電車でお酒の臭いをぷんぷんさせている人もいただけない。
飲み鉄もハードルが高いのだ。
今回の駅弁は行きは「焼きさば寿司」「ます寿司」、
帰りは『難波弁当冬」と「柿の葉寿司」だった。