あまりにも部屋が暑かったので、お昼から久しぶりにとある町の図書館へ行ってきた。
オーブンのように熱くなった車内に入るのはとても億劫だったけれど、
思い切って乗り込んだ。
図書館に行くといつも感じるのは、読書をする人がとても少ないということ。
カウンターには貸出客がたまにしか来ないし、本よりも動画を借りる人が多い。
しゃれた部屋の安楽椅子も空席が目立ち、せっかくの公共施設なのに勿体ない。
雑誌コーナーには私のような避暑客?何人かいて、心なしかいつもより多い気がした。
利用者はほとんどが中高年の男性で、彼らは新聞を読んだり週刊誌を読んだりしている。
家にいるとなかなか集中して本が読めないから、公共サービスの図書館は有難い。
途中でウトウトしたけれど、最新号の専門雑誌を二冊、隅から隅まで読んだ。
興味ある情報もあり、とても役に立った。
時計を見ると三時間以上経っている。
日本の市町村にはおそらくその数だけ図書館があると思われる。
でも、どのくらいの人たちが利用しているのだろう。
ちなみに私も月に二度がやっとなのだから、もっと利用するようにしなければ。
クーラーのない我が家、避暑地としての図書館にはなおさらの価値がある。