この冬は新型コロナウイルス問題が起き、
世間はざわついている。
マスコミが毎日何度も何度も報道するせいもあって、
マスクや消毒液などが店頭から姿を消してしまった。
コロナウイルスとは無関係だと思うけれど、
最近は原因不明の胃腸炎もあちこちで流行っている。
当然インフルエンザも健在だ。
私の小さな家族も何やら一過性らしい嘔吐で苦しんでいる。
インフルが治ったというのに、今度は胃腸炎だ。
人間の長い歴史は疫病の歴史でもある。
ペストや天然痘、その他数種の恐ろしい疫病。
医学の進歩がそれらの伝染病を駆逐してきたけれど、
そこで終わりということではない。
続々と新種の疫病が生まれてくるのだろう。
自然界は人間のためにあるものではないのだから。
昔は遠くの地へ行くには長い時を必要としたけれど、
今はあっという間に世界の果てにたどり着く。
そのため世界の都市にはあらゆる国の人々がいるし、
伝染の速度は昔と比較にならないほど速い。
グローバル化ということはそういうことだ。
良いとこ取りとはいかないのである。
さて、そんな異常ともいえる状況で、
私たちはどうやってわが身を守ったら良いのだろう。