私は普段赤身のお刺身を買わない。
なぜなら近くの店のパック物はあまりおいしくないから。
美味しくない上に値段が高いからということもある。
今日の夕食は魚屋の新鮮なお刺身だった。
もちろん、料理人がこさえてくれた。
私はただ食すだけ。
だから、とっても美味しかった。
たまに食べるということは有難味が何倍にも増す。
もし、お金に糸目をつけず、
毎日美味しいものが食べられるとしたら、
果たしてそれは美味しく感じられるだろうか。
当たり前になるのではないだろうか。
ビールやワインも同じだ。
特別な日の極上のお酒は味わいが深まる。
そのために普段は格安で納得させる。
負け惜しみかもしれないけれど、
こんなライフスタイルを続けるしかない。
本当に欲しいものを得るために。