生きることは様々な敵との戦いである。
たとえば病を招くウイルスとの戦い。
自然災害との戦い。
或いは交通戦争での身を守る戦い。
または悪意のある者との戦いなどなど数えきれない。
列記すると限りがないほどこの世には敵がいる。
その上、自分の中にいる自分という敵も大敵だ。
敵がいるということは幸せなことではない。
としたら、味方はどのぐらいいるのだろうか?
病の味方は培った抵抗力だし、
悪意あるものとの戦いは自らの判断力で決まり、
自分自身が味方だ。
人間が関与する敵に打ち勝つにはどんな味方があるのか。
不可抗力という巡りあわせはどうすれば良いのか。
今日は歯の痛みから片時も逃れられず、痛み止めを飲んで生きている。
そのせいか志向がマイナーになってしまう。
次々とテレビやラジオを賑わす自然災害や事件のニュースを聞きながら、
そんなとりとめないことを思った。
人間世界は実に複雑千万、
死に至るまで理解は不能だ。