庭のイチゴが赤く熟れていよいよ採り頃になった。
この数日はまだまばらにしか熟してなくて、
デザートのヨーグルトに添える程度だった。
それでも食べきれない分は密封袋に入れて冷凍している。
それが今朝は庭中のイチゴがいっぺんに熟していた。
このイチゴは数年前によそから貰って移植したもので、
その前に植えていたイチゴよりもわが家の土と相性が合っていた。
最初に植えたイチゴはなぜか2年ですっかり絶えてしまったのに、
これはもう5年以上増え続け芝生の中や庭のへりに繁茂している。
明日は大雨になるというので今朝は急いで収穫をした。
目を覚ますほどの深紅の実は、青く茂る葉の中に隠れるように実っている。
葉を分け入り赤いイチゴを探しては籠に集める。
腰をかがめての結構な作業になるけれど、
ジャム作りができると思うと心はウキウキする。
大小のイチゴが籠に山盛りになるとイチゴ狩りは終わる。
去年は豊作で庭のイチゴだけで一年分のジャムができた。
友達に上げても余るほどだった。
おかげで市販のジャムを買うことがなく助かっている。
スーパーには安価なジャムか並んでいるけれど、
自家製のものを食べてしまうと美味しさの違いに驚いてしまう。
イチゴは五月が旬だから、
真冬にもあるハウスのイチゴは、
ケーキを飾る時以外は買ったことがない。
さあて、ジャム作りにかかろう