我が家の蚊対策は昔ながらの蚊取り線香だ。
ケミカルな電気式のものも幾種か試したけれど実感できず、
燃えないゴミとなった。
やはり、蚊取はあの独特な煙の匂いなしでは効果がないような気がする。
電気式のと比べると、燃えてしまって灰になるのが道理に合っている。
この夏は初めて蚊取り線香を買わなかった。
去年の残りで間に合ったのである。
そもそも今年は熱波が続き蚊の発生が少なかった。
それに、庭仕事するときに線香を持ち運ぶ習慣をやめ、
短い時間でもジーンズと長袖にわざわざ着かえ、
頭からすっぽりと虫よけ網を被り、完全武装した。
また、いつもの年なら夜は一巻点けたままにしないと安心して寝られなかったのに、
今年は去年の残りで間に合わそうとして、線香を小出しにして使った。
そう、新しい缶を買って来年に持ち越したくなかったのである。
だから、短く折ってちょくちょく使った。
今はもうあと一巻しか残っていないけれど、このまま大切に使おうと思う。
多分買わなくて良いだろう。
これも小さなエコと言えるのかなと思うには思うが、
ただのケチなのかもしれない。