今日は人生初めての日だったなんて

好奇心がある限り心を文字で表すことは大切です。日記を書きます。

都会の電車に乗ると違いが分かる

電車に乗り都会に行くと、不思議な気分になる。

電車に運よく座ることが出来ても、隣に全然知らない人の体温を感じ、

田舎者の私は何だか違和感を覚えて窮屈だ。

自分のおしゃれとは程遠い服装も、前の人に見られているようで気になる。

ひとり一台の車社会の田舎ではあり得ないから。

 

他人との密着は最初は妙な感じだけれど、すぐに当たり前になっていく。

電車が揺れればその人に寄り掛かったりするから凄い。

同性も異性も老若も関係なく座席にすし詰めだ。

 

そういう意味では、都会は田舎とは違い、他人の体温を感じる世界に思える。

田舎ではよほどのお祭り以外は、

これほど物理的に他人に近づくことはない。

 

でも、都会の雑踏では物理的に近いだけで、その人に人となりを求めない。

あんなにくっつきあっていても、その人と話を交わすことはないように思える。

スマホさえ触っていればバリアを張った孤高の人間になる。

私の着古したジーンズなどどうでも良いことだ。

とても不思議な世界である。

 

田舎ばかりにいるとこんな感覚は味わえない。

異質の体験は人間にとってとても大切なことに思う。

都会の近くて遠い関係と、田舎の遠くても近い関係。

電車に乗ると違いが際立ち、また行きたくなる。