
テラスで飼っているコッコちゃんが卵を産むようになって、
10日ほどが経つ。
鶏は3羽いるが、最初の内は卵は一つだけだった。
その内、一つ増え、今のところ毎朝2個産んでいる。
鶏は毎日卵を産むらしく、
その仕組みは卵巣が24時間サイクルで卵を育てるらしい。
もし、それが本当にわが家でも実現したら、
何と一月に90個となる。
平飼い卵は生育環境にもよるが、
値段はお店のそれと比べたら4倍ほどと高い。
わが家はこれまで農協のお店で1個50円ほどの卵を飼っていたが、
これは平飼いではなく多少環境の良い養鶏場のものだ。
コッコちゃんたちが卵を産むようになって、
もうお店でそれを買うことがなくなった。
あのプラパックや紙パックの卵ケースとはおさらばだ。
地球のゴミ減量に寄与している。
まだ玉子は小さいけれど、充実した粘性の強い白身とコロンとした黄身は、
まさに私が作った苦労のたまものだと言える。
それほどテラスハウスの住人?達には世話が焼ける。
みじん切りにしたボールいっぱいの野菜くずをベースに、
干したミカンやリンゴの皮、アーモンド、クルミ、
エビの皮などをミルで粉にして配合飼料と米ぬかを足す。
この作業を暗いうちから真っ先にやる。
彼らは様子を見に行った私の姿を見つけると、
そのたびに全身で窓を叩き餌を激しくねだるので、
一日に何度も好物の魚の骨をおやつに上げる。
ヒヨコの頃は夏や秋だったので、
庭の虫をせっせと運んで食べさせた。
そのご褒美としての今の卵がある。
考えてみれば何万羽と飼っている養鶏場では、
配合飼料の自動餌箱装置と自動水やり装置だけで育てている。
餌には抗生物質や栄養剤が含まれているかもしれない。
もちろん鶏舎には太陽も当たらず、散歩も砂浴びもできない。
そう思うと、
どんなに毎日世話が大変でもやり甲斐があるというものだ。