またまた大型の台風がやってきている。
ずっと昔は技術が未熟だったのか
台風と言えばよく停電になったけれど、
最近は3.11の大地震の時のそれが最も新しい。
勿論これは関東地方の私の住むエリアの話で、
今日も都会の西部で原因不明の停電があったというから油断はできない。
我が家はもしもの時に困らないように懐中電灯や蝋燭、
それに山小屋風のランプが用意してある。
こんなふうに灯りが幾つかの方法で取れるのは良いことだ。
懐中電灯は電池が必要で、ランプは石油がいる。
ランプや蝋燭はマッチやライターが必要だ。
ライターは買い置きはないけれど、マッチは沢山用意した。
やはり、蝋燭をつけよう。
さて、今度の台風はどうだろうか。
雨も風も迷惑だけれど、少しの間停電するぐらいなら我慢できる。
電気の有難味を痛感することだろう。
子供の頃、台風で消えた部屋の中で小さな炎を見つめながら、
停電が終わるのを待っている時、何か異次元な高揚感があって、
それは鬼の過ぎるのを待つ特別な時間のようだった。
もしかして子供の私は停電を待っていたのだろうか。