今日は人生初めての日だったなんて

好奇心がある限り心を文字で表すことは大切です。日記を書きます。

お上りさんは忙しい

 

田舎者の私はいざ上京となると、あれもこれもと予定の中に入れていく。

都庁の無料展望台を後にして再び地下道を歩いて新宿駅に戻った。

この日のメインの予定は中央線沿線にあるコンサートホールで、

クラシックの演奏会があり、友人二人と待ち合わせている。

今夜の曲は3人が好きな交響曲なのだ。

 

都会のコンサートはこんな具合に夜に行われることが多く、

平日の場合は会社勤めの人が気軽に立ち寄ることができる。

その点、私の住む田舎の町はコンサートと言えば休みの日と決まっている。

さすが、人口の多い東京である、

仕事帰りにオーケストラを楽しみたい聴衆も桁外れに多いのだ。

 

夕方7時に始まるコンサートまでまだ時間があるので、

長い付き合いを続けている別な古い友人と、

4時から2時間ほど会う約束をしていた。

 

私が上京するのはせいぜい月に一度ほどしかなく、

その時はこんなふうに予定をめいっぱい入れることにしている。

何てたって私はお上りさんなのだから。

 

気のいい友人は私の予定に合わせてくれた。

大学の街にはお店が少ないため、

事前にネットでゆっくり話のできる店を探してくれていて、

それが駅から遠くなく、かつ私の会場へも近くてとても嬉しかった。

 

洒落た外国風の外観もこの街にふさわしく、

内装もゆったりとしたホテルのロビーふうだった。

面白いことに個室のようなコーナーも幾つかあって、

どうやら月単位で仕事場として利用できるらしい。

もちろん当日利用もできるようだ。

 

最近はコロナ以降だったと思うが、

駅の構内などにも電話ボックスがつながったような個室があって、

時間単位で貸し出している。

 

カフェで仕事をするとなると他の客が気になるけれど、

そうした場では落ち着いて仕事ができそうだ。

このカフェにはバーもあって軽い肴もメニューにある。

店員さんもとても感じが良かった。

 

窓辺の席で瓶ビールを飲みながら、

二年ぶりに会う友人とはまるで昨日も会ったように話が弾んだ。

あっという間に時間が過ぎ友人と別れた。

さて、次は今日のメインのコンサートだ。

 

お上りさんの私のスケジュールはこんなふうに忙しい。