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遠出をして自宅に戻った時、
それは水ではなく油のようなシミで、車の前席の下あたりにあった。
また車の軌跡に沿うように道路にまで点々と染みていた。
翌朝、小一時間ほど段ボールを地面に敷いてみると、
これは大変だ。
エンジンからオイルが漏れているのかもしれない。
ディーラーは予約制で、たいていお客で埋まっている。
すると、だいぶ待たされたあと、
案の定、店は混んでいて、熱い昆布茶のサービスを受けながら、
若い整備員の説明によると、
そのオイルは無段変速ギヤとやらのための潤滑油らしい。
なるべくなら乗らないでと忠告された。
なるべくなら乗らないでと忠告された。
レッカーを呼ぶという手段もあったが、 家までは大丈夫だろうと店を出た。
車の底を上げて私に丁寧に説明し、布で油をふき取ってくれたのに。
何と良心的な対応だろうと感心し、無事自宅に帰った。
さて、明日は一番でディーラーに連絡しよう。