今日は人生初めての日だったなんて

好奇心がある限り心を文字で表すことは大切です。日記を書きます。

親切な整備士さんに驚く

遠出をして自宅に戻った時、
駐車場の地面に黒っぽいシミがあるのに気づいた。
それは水ではなく油のようなシミで、車の前席の下あたりにあった。
また車の軌跡に沿うように道路にまで点々と染みていた。
 
数日前は気づかなかったから漏れ始めたばかりなのかもしれない。
オイルの警告灯は点いていないので、
どこが漏れている素人には分からない。

翌朝、小一時間ほど段ボールを地面に敷いてみると、
新しい油の染みが確かに滲んでいた。
これは大変だ。
 
エンジンからオイルが漏れているのかもしれない。
あいにくこの車を買ったディーラーはお休みで、
無理は承知でもう一台の別のディーラーに連絡することにした。

ディーラーは予約制で、たいていお客で埋まっている。
特に年も押し迫ってくるとなおさら混む。
そこをなんとか見て欲しいと強く頼んだ。

すると、だいぶ待たされたあと、
他社の車なので修理はできないが、
何が悪いかだけ調べてみましょうと言ってくれた。
 
動かすのは不安だったけど5キロほど先のディーラーまで走らせた。
案の定、店は混んでいて、熱い昆布茶のサービスを受けながら、
いつになるかと思ったが、案外すぐに呼ばれて整備場に案内された。

若い整備員の説明によると、漏れた所はエンジンオイルではなくて、
cvtオイルとやらの裏側が油にまみれるほど漏れていて危険な状態だと説明された。
そのオイルは無段変速ギヤとやらのための潤滑油らしい。
なるべくなら乗らないでと忠告された。
 
レッカーを呼ぶという手段もあったが、家までは大丈夫だろうと店を出た。
整備士さんを拘束した時間は30分ほどだったが、
その若者は修理したわけではないのでと言って、お金を取らなかった。
車の底を上げて私に丁寧に説明し、布で油をふき取ってくれたのに。
何と良心的な対応だろうと感心し、無事自宅に帰った。
 


さて、明日は一番でディーラーに連絡しよう。
どういうことになるかとても心配だ。
またお店の対応も比べてみたい。