
この夏は信じがたいほどの高温が続いている。
そのせいか庭の家庭菜園の出来具合が例年になく悪い。
8株ほど植え付けたトマトは成りが少なく、
かんかん照りが続くためなのか腐って落ちるのも多い。
4株のオクラは花が咲くまで育たず全て枯れてしまったし、
ナスの成りも極端に悪い。
ただ生ごみから芽を出したカボチャと、
雑草のような青じそは庭をジャングルのように占領している。
こうした高温の夏はもう10年は続いていて、
異常気象という言葉で表現するのは難しく、
むしろこの高温が「例年通り」ということになっているとしか思えない。
しかもその高温は毎年のように記録を更新していて、
10年後はどうなっているのか末恐ろしくなる。
ヒトはどのぐらいの気温まで日常生活が可能なのだろうか?
私が子供の頃は気温が30度を超えるとニュースになり、
そんな日の夜は寝苦しくて仕方なかった。
蒸し暑いとなおさらだった。
気温というものは湿度が低くてカラリとしていれば、
35度という高温にも耐えられるけれど、
最近のように湿度が80%となるともう不快でたまらない。
もともと日本の夏の気候は湿潤で蒸し暑いのが当たり前だったと思う。
「家の作りようは夏を旨とすべし。冬はいかなるところにも住まる。
暑き頃、悪しき住居は堪え難きことなり」とある。
中学生の頃に日本の夏は昔はもっと暑かったんだと、
鎌倉時代に生まれていなくて良かったと思った。
そんなことを思うほど当時も夏の暑さは耐えられなかった。
科学技術の発展はそうした不快さを取り除くことを可能にしたけれど、
その分、こうして未来に痛いツケを回したのだろう。
検証の仕様はないけれど、
もし鎌倉時代のままだったらどんなかと思ってしまう。