最近とても高級なフルーツサンドというものが流行っているらしく、
先日、私もひょんなことからその味を体験することができた。
フルーツは選び抜かれた産地のもので、色々あるらしい。
ご馳走になったそれは、柔らかな白い食パンに、
生クリームに包まれた果物が挟まれている。
私が食べたのはオレンジ色のマンゴーとエメラルド色のメロンだった。
包装には半サンドと書いてあるので、
全体を包んだサンドというのもあるのだろう。
果物を丸ごとパンで包みサンドイッチにするなど、
飽食を通り越しまさに贅沢の極みである。
フルーツは有名産地のものだし、
それだけで高級なものだから、値段も高い。
裏を見るとマンゴー1100円、メロンの方は850円とある。
一昔前なら貴族の食べ物か。
じっと観察した後、よく切れるナイフで半分に切り、
それをまた半分にした。
だから、半サンドは4切れになった。
おもむろに口に入れるとマンゴーの甘みと生クリーム、
そして。食パンのコラボがとてもしっくりして実に美味しく、
更には高級感が口いっぱいに広がる。
これを一人で食べたら贅沢極まりないけれど、
こうして4つに切ると、
一人前250円也の手頃な値段のデザートになるではないか!
流行りのものに目をくれない私だけれど、
たまには違った経験をしなくては。世界は広いほど面白い。
でも、今度は自分で作ってみようと思う。