今日は朝から大方掃除を済ませると、ケーキ作りにかかった。
いつものケーキではなく、お店に売っているようなショートケーキだ。
この場合、スポンジはフアフアで味はシンプルでなければならない。
まず小麦粉に少しだけベーキングパウダーを入れてふるいにかけ、
粉より少なめに砂糖を計っておく。
玉子を四つ、白身と黄身に別々に分け、
バターではなくサラダオイルを準備する。
材料を計り終わると、ガスオーブンを180度ほどに温めておく。
黄身をほぐし、オイルを加え、砂糖を入れて混ぜ合わす。
そして、電動泡だて器で白身を泡立てる。
玉子の別立てはスポンジを柔らかくする効果があり、
共立ては味をしっとりとよくするらしい。
今朝は水の代わりにいつものケーキのように牛乳を入れてしまい、
スポンジが固く焼けてしまった。
ふわっとしないショートケーキは失敗だ。
そこで、熱が冷め、型から外すと、
固いのはおやつ用にすることにしてもう一度焼くことにした。
二度目は牛乳はやめて水にした。
お昼頃には2枚目のスポンジが焼き上がり、
1枚目と比べると倍ほどに膨らんでいた。
スポンジの真ん中を横に切り、生クリームを塗ってバナナを挟む。
固く焼けたスポンジも並べ、これには桑の実ジャムを挟み、
二つとも白いクリームで全体を覆う。
味見をしてみると、お店のものより格段に美味しい。
それに、惜しげもなく幾つも食べられる。
夕方にはミントの葉とイチゴジャムでトッピングして飾り、
お隣さんにお裾分けしてきた。
すると、「家族で夕食後に贅沢なデザートでした」というラインが来て、
私も満足だった。