今日は趣味の会に参加してきた。
コロナの影響で長らく不自由していたけれど、
ようやく7月になって以前のように人数制限もなく、
使用する教室も小部屋に戻った。
そこで意欲が湧くかと思いきゃ、何だか心が沈んでいる。
それもそのはず、いつも一緒に励まし合っていた相席の仲間が、
先月からずっと欠席しているからだ。
これで親しい人が欠けるのは4人目ぐらいだろうか。
人というものはその漢字が示す通り、
自分と他者によって支え合って力強く立っている。
だから、この心の重さ、やる気のなさは、
そのもう一方の友達が欠けているからに他ならない。
かつては教室が終わると、お店に寄ってお茶を飲んだり、
お喋りをしながら公園を一回りしていた。
それが、当たり前のことだった。
人生はその当たり前が何らかの事情で突然終わってしまったり、
途切れたりする。
彼女の場合、連れ合い氏が倒れてしまったのである。
大変な事態になっているのだ。
永遠に続く今日というものはないとつくづく思う。
早く連れ合い氏が元のような体になり、
そして、妻の彼女が自由に出かけられるよう心から願っている。