今日は人生初めての日だったなんて

好奇心がある限り心を文字で表すことは大切です。日記を書きます。

苗を植えながら、かの地を思う

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いきなり温度が高くなって初夏のような温かさになった。

二枚重ねていたダウンの上掛けも一枚に減らし、

ダブルの重たい毛布も一枚物に替えた。

 

庭の畑も先月から少しづつ耕しておいたので、

出先で買っておいた春野菜の苗を定植する。

毎年同じことをしているのに記憶が定かではなく、

苗屋に行かなければ植え時が分からないのが素人の証拠。

 

苗屋にはキャベツやインゲンなどが並んでいて、

今はそれらの時期のようだ。

ナスやトマトなどの夏野菜は置いてなかったので、

5月の連休あたりなのだろう。

 

今日はサヤインゲンとスティックブロッコリーの苗を植えた。

狭い畑ゆえ殆ど連作に近いので土には苦土石灰を施す。

今年は薪ストーブの灰があるので、

石灰の代わりにそれをたっぷり混ぜ込んだ。

 

お彼岸が過ぎたらジャガイモも植えたい。

でも、この畑の広さからいってジャガイモは無理だろう。

お彼岸から梅雨過ぎまで畝を占領されたら他の野菜が植えられない。

 

そこで、今日は巻き尺を持ってきて畑の広さを測ってみた。

結果は幅470の縦420㎝で、面積にすると1坪半くらいになる。

こうして測ってみると、現実がより分かりやすくなった。

 

そこに作業しやすいように、7本の畝を作っている。

2本は毎年必ずネギを買って植え付ける。

ネギは毎食のように使うから庭に出て新鮮なものが採れる方がいい。

スーパーのネギは固すぎる。

 

野菜には収穫の季節があって、

ネギなどは春に植えて寒くなるまで待たなければならない。

狭い畑だから、

工夫しないと多くの種類の野菜を育てることができない。

そんなわけでジャガイモはあきらめるしかない。

 

黒い土を掘りながら、ふとウクライナの肥沃な農地が頭に浮かんだ。

青い空に広がる黄色いひまわり畑。

それを象徴する国旗。

 

畑を耕せることがどんなに幸せか、

それを思い知る日々が、

どの国のどんな人々にもあってはならないと強く思う。