今日は人生初めての日だったなんて

好奇心がある限り心を文字で表すことは大切です。日記を書きます。

薪割を手伝って木の美しさに驚く

f:id:anzufig:20220101121425j:plain

 

今日は薪づくりを手伝った。

もちろん鉈(ナタ)を振り上げるには力がなく、

教えてもらってもコツも分からず歯が立たない。

 

私より大分若いМ君が腰かけになるほどの丸太と格闘する。

丸太は一度目は浅く歯が食い込むだけで、

5度ほど鉈を振り落とさないと割れてくれない。

相当な体力を使う。

 

割られた薪は激しく水平方向に飛ぶ。

私はそれらを拾いを集めた。

本当はしばらく野ざらしにするらしいけれど、

土地に余裕がないのでせっせと薪棚に運んだ。

この作業だけでもかなりの肉体労働だ。

 

薪割は大昔から力のある男の仕事だ。

今のような立派な道具もないから、相当に苦労したと思う。

酷寒の地では一日中薪割をしなければ冬を越せなかったはずだ。

正に死活問題だから、多分、共同作業でやったのだと思う。

 

f:id:anzufig:20220101121511j:plain

 

薪は丸太の表皮がどんなに古びれて見えても、

内部は瑞々しくて新しい。

うねった細胞?は芸術的で、人工の美はこれに太刀打ちできない。

 

この木はいつどこで芽を出し、何年生きてきたのだろう。

ついそんなことを思いながら見惚れてしまう。

つくづく自然って偉大だなあと思う。