パソコンのメールはパソコンでしか開かないので、
5日ほど前に友人からメールが来ていたのを知らなかった。
私の返信がないから彼女はショートメッセージ(SMS)を送ってよこした。
それには、「○○さん、パソコンメール見てないですよね、見てね。」
という文面が書かれてあった。
パソコンを立ち上げメールを開くと、この週末の旅の誘いだった。
集合地が遠いので友人は新幹線だ。
私は途中の旅もしたかったから、
一緒に車に乗ってくれたら行くと答えた。
そのことをメールの返信機能ではなくショートメッセージで返した。
往復500キロ近くの運転はきついけれど、友達と喋っていたら苦にならない。
彼女は私が行くのなら同乗してくれると言った。
もちろんショートメッセージでだった。
そこで、ラインをやっているもうひとり友人を誘って、
土曜の朝に駅に来てもらうことにした。
都心を抜けて2時間もかけ、わざわざ我が家のある駅へ来てくれる。
新幹線ならそんな面倒もなくあっという間なのにとても申し訳なかった。
さて、当日はお昼ご飯は私が作ろう。
お稲荷さんと卵焼きを作ろう。
道の駅でアユの塩焼きでも買おう。
そう思うと何だかウキウキしてきた。
早くその日が来ないかなあと、遠足を待つ子供の気分になっている。
それにしても昨今の連絡手段はメールやラインなど各々違うので、
昔と比べて分かりにくい。
結局電話番号を使ったショートメッセージが、
急いで文章を伝えるものとしては、最も確実で便利だということが分かった。
文字数も限られ、料金も3円と有料だけれど、
相手に確実に読んでもらうとしたら、
今のところこれに勝るものはないと思う。