つい前にタブレットを強く押して壊してしまった私。
今度はノートパソコンの画面にも、
かなり大きなシミのようなものが出ているのに気づいた。
まるで泥水をこぼしたように汚い。
これも、どうやら液晶に何らかの強い刺激があったに違いない。
でも、タブレットと違いノートパソコンの画面を強く押すなど、
あまり考えられないことだ。
とすると、液晶の寿命なのかもしれない。
このノートパソコンは2012年に買ったものだから早10年近く経ち、
去年のOSのサポートが終了されてからはネットに利用してはいない。
それでも、パソコンというものはたくさん記録が収められていて、
個人情報盛りだくさんなので、簡単に廃棄するわけにはいかない。
だから、その古いウインドウズ7はwihiをオフにして、
ネット不要の写真の保管や家計簿などに使っていた。
でも、この液晶の大きなシミは邪魔でならない。
パソコンを捨てる時には個人情報を廃棄しなければならないけれど、
そのやり方はただ削除してゴミ箱に入れるだけでは駄目なようだ。
専門家は廃棄されたファイルも簡単に甦えさせることができるとか。
it専門の詐欺集団は、
廃棄されたそれらの中からカード番号さえ読み取るらしい。
全く恐ろしい時代である。
なのに、昨今の様々な申し込みや決済などは、
もうほとんどが紙媒体ではなくなっている。
またノートパソコンというより手のひらサイズのスマフォが主流である。
そのスマフォも毎年のように買い替える人も多いとか。
紙によって思考していたグーテンベルグの時代はすでに終わったのである。
何という時代になったのだろうか。
掌に世界を納められたと思う人が出てくるのは無理もないことだ。
リアルな目で世の中を見る人がいなくなるのは恐い。