昨夜は長い運転で疲れていたというのに、今朝、四時には目が覚めた。
もともと眠りが浅い傾向のある私は、人より多く寝ていないと、
まともな睡眠時間を取ったことにはならないと思っている。
だから、今日も寝不足かもしれない。
でも、友人たちとの合宿や旅行などで部屋を共にした時、
自分としては全く寝られなかったと思うのに、
そのことを言うと、
「あら、結構寝てたわよ、スースーと気持ちよく」などと言われる時もある。
実際はどうなのだろうか。
スマフォに自分の睡眠を分析するアプリがあると言うが、
それを使うと私の睡眠はどうなのだろう。
自分としては悶々としているのに、
本当にスヤスヤと深く眠っているのだろうか。
昨夜は真っ暗なうちから目が覚めて、夜明けを待って起き出した。
床に就いたのは10時ですぐに寝入って、多分3時頃に目が覚めたと思う。
おおむね5時間は寝ているのだから、
忙しい人と比べたらじゅうぶんすぎるのかもしれない。
標準的な睡眠時間とは眠りの深さ浅さで異なるのだと思う。
眠りが深い人はナポレオンのように3時間でも大丈夫なのだ。
大体世の中の偉い人は睡眠時間が短いようだ。
そこまでしないと時間が足りないのだろう。
そんなわけで、寝室にはわざと時計を置いていない。
以前、やはり夜中に目が覚めて、時計を見たら12時前でがっかりし、
なかなか寝付けなかったことが何度もあるのだ。
眠りの浅い私は物音でもすぐ目が覚めるし、
眠りの深い人より人生の持ち時間をとても損していると思う。
眠りの深い人が羨ましい。
でも、あの相対性理論を打ち出した天才学者のアインシュタインは、
部屋の鍵を閉めて10時間は寝ていたそうだ。
きっと眠りが浅かったのだろう。