タブレットが壊れたと思ったら、
今度はパソコンのキーボードがおかしくなった。
一定のキーが表示されないのである。
たまたまパソコンを開く時のパスワードが、
最初にその不調になったキーを使わなければならないので、
パソコンそのものを開くことができない。
何度やってみても入力できなかった。
せめてウインドウズを開くことができたら、
液晶はタッチパネルになっているし、キーボードも出すことができる。
でも、これではお手上げだとしか言いようがない。
パソコンに詳しい人なら何か別のキー操作で文字盤を出せるのだろうけれど、
私にはそんな深い知識はない。
仕方なく、昔のキーボードをUSBコネクタに繋いで使うことにした。
これは今、まさに使っていて、少し不便なところもあるけれど、
充分に役立っている。
そこで、本当に新しいキーボードが壊れてしまったのか調べるために、
古いパソコンに繋ごうとした。
そうすれば犯人が何だか分かるだろう。
すると、新しいキーボードはbluetooth(ブルートゥース)通信で、
コードがなかった。
マウスにもコードはついていないのだった。
今の時代、イヤフォンやスピーカーなど、
煩わしい線のないbluetooth通信で命令が行き交っている。
それらに少しでも不都合が生じたら、
新しい機器を買わなければならないのか。
もし、そうだとしたら何と資源を無駄にしているのだろう。
昔のキーボードがとても役に立ったから、
捨てないで良かったとつくづく思った。
私のような人間が殆どだったら経済は成り立たない?
それなら消費経済そのものがどこかおかしくなっているのだろう。
さて、このおかしくなった無線のキーボード、
捨てようか、それともとっておくか、悩むところだ。