昨日、朝からの雨が夜まで間断なく降り続き、
そんな大雨の続く中、昨夜、遠い出先から家に帰ってきた。
運転の疲れもあってか帰宅するとまもなく寝床に入った。
今朝は玄関外に置いてあった傘立てにしている壺が、
大きな音とともに道路側に転がり、その音で目が覚めてしまった。
まだ夜明け前だったので少し寝不足だ。
夜、時々目覚めて、風音がヒューヒュー、ゴーゴーともの凄く、
尋常でない感じがした。
つむじ風か小さな竜巻のようなものが、
我が家の玄関に向けて発生したのかもしれない。
そうしないと底に重しを入れていたあの大壺が倒れるわけがない。
お昼になっても庭の木々がゴーゴーと揺れている。
空は昨日と打って変わったような晴天になったのに、
風はずっと続いて少しも収まることがなかった。
買い物があったが、とても外に出る気になれなかった。
最近の気象はこんなふうにとても極端な現象ばかりだ。
雨が降れば洪水になり、風が吹けば竜巻を引き起こす。
前と変わらない生活感覚のままでいると、
身を守ることが難しくなるようだ。
こうした災害のほかに巨大地震の不安もある。
311から10年が経っている。
普通に生き延びていることが奇跡のようにも思える。
コロナ禍もあってますます生きることが難しい時代になっている。
すっかりやり忘れていたいざという時の備えをまたやらなければならない。
天災は忘れないうちに来る時代なのである。