最近はお米を炊くときによくメスティンを使っている。
メスティンは洋式の飯盒で、
最近のキャンプブームもあってか飛ぶように売れているらしい。
私は大小2つづつ持っている。
人気のせいでもともとは定価が1500円ほどだった本家メーカーのものが、
相当の値段に吊り上がってしまった。
メスティンの人気にあやかって、
色んなメーカーが同じような品を売り出した。
これらも本来の値より高く設定されている。
でも、だんだん行き渡っていずれ価格も落ち着くだろう。
メスティン炊飯はガスの弱火で10分ほどで沸騰し、
その後5分ほどでチリチリと音を立て始める。
そうなると後は火を止め、
10分間だけキルトの袋に入れて逆さにして蒸らす。
寒い時、それを抱きしめているととてもポカポカと暖かい。
軍手をして蓋を開けると、
お米がふっくらと炊きあがっていて食欲をそそり、
なぜか幸せな感じになる。
お米がご飯になる過程を味わっているようで、
有難味が増すのだと思う。
今まではずっと便利な圧力鍋で、
あっという間に炊飯していたけれど、
このメスティン流行のおかげで使うようになった。
今日はご飯ではなく半分に折ったスパゲッティにしてみた。
オリーブオイルを少し入れたので麺がくっつきもせず、
とても美味しく出来上がった。
これから色んな料理に挑戦してみよう。