庭の菜園にキャベを収穫した後の米袋が放置してある。
このビニール袋栽培のキャベツは、
お店で買った5本400円ぐらいだった苗をこの冬の間育てたものだ。
プロではないし、キャベツを植えるのは初めてだったから、
当然うまくできなかった。
外の葉は店のキャベツのように立派なのに、
スカスカのソフトボールほどにしか結球しなかったのだ。
そんな出来損ないのキャベツが2個できたけれど、
土にじかに植えた苗は未だに結球していないままである。
袋栽培のキャベツは、収穫した後、そのまま放置している。
キャベツは鳥の好物みたいで極寒の中、格好の餌になっていたから。
葉は今でも青々として枯れていない。
野菜の雑誌に昔の人の知恵とかで、キャベツの2度採りという記事があった。
初夏に一つ目のキャベツを収穫した後、
切り口に新しい芽が生えてきて、それを初冬に結実させるとか。
時期が違うけれど、キャベツの芯を観察したら、
小さな紫色がかった新しい芽が5つほど顔を出していた。
本によるとその中の状態の良いものだけを一つ残し大きくするという。
ブロッコリーなども同じように2度採りができるそうだ。
どうせ育たないとは分かってはいるが、私の野菜作りはお遊びに過ぎない。
このまま水をやって育ててみよう。
小さな芽キャベツぐらいはできる感じがする。
それは、たったの一口でおしまいだけれど、きっと美味しいに決まっている。
コスパはあまりに悪すぎるがやってみることに意味がある。