涼しくなったから、リトルヒルに行ってきた。
ちょうど2か月ぶりである。
リトルヒルはアップダウンの急坂があるため、
体力に自信がなかったけれど、
そろそろ運動を始めなければならないと、
わが身にムチ打ったのだった。
同じように考える人が多いのか、
3時過ぎでも車がたくさん止まっていた。
いきなりの急坂は息が切れたけれど、
どうにか定時間で上れホッとした。
風は爽やかで気持ちよく、夏の終わりが確実に来ている。
最近痛み始めた膝と転んで捩じった右足首を騙しながら、
いつもより少し遅くなってどうにか車に戻った。
約2時間のウォーキングだから時計は5時を過ぎていた。
帰り支度をしていたら10人ほどの若者のグループがやってきた。
みな東南アジアふうの外国語を話していた。
手に買い物袋を持っただけの軽装だ。
今からリトルヒルを一周すると暗くなるので、
老婆心とは思いつつ彼らにアドバイスしたくなった。
居合わせた人たちも心配そうに眺めている。
日本語が通じないようなので、
片言の英語で話しかけてみた。
私 Can you speak English?
Do You go to little hill top?
リーダらしき若者 Yes,We will.
私 How many times you went here?
若者 Two.
私 You must know today`s sunset time.
It `ll be dark very fast.
Because it Fall.
You have to walk only 1 hour.
若者 Oo ,Thank you very much .
We`ll come back here till 6 oclock.
きっと間違いだらけの英語だったけれど、
お互い片言の英語が通じて安堵した。
ここは照明もなく日が落ちたら真っ暗になって危ない。
小学生ほどの子も混じったグループだからなおさら危険だ。
彼らは外国人研修者なのだろうか。
お互い理解しあえる英語は、
せめて片言でもできるように勉強しなければならない。
あらためてそう思いながらにこやかに去る彼らを見送った。