昨日やっとスタッドレスタイヤの交換をした。
スタンドに頼まず自分たちでやった。
今年は三月に一度は行く雪の山も、
残念ながらアプローチに雪はこれっぼっちもなかった。
周囲の町も今年も去年と同様、一度も雪道にならず、
思い起こすと雪そのものが降らなかったようだ。
つくづく暖冬が当たり前になったと実感する。
近所の人も今シーズンはタイヤを替えずに過ごしたというし、
スーパーに駐車中の車も夏タイヤがほとんどだった。
我が家もいずれそうするかもしれない。
でも、タイヤ交換は、
いざという時のために経験しておく必要がある。
我が家には夫の車と私の車がそれぞれあるから、
合わせると年に4回、
ジャッキを持ち上げて交換することになる。
夫は若い時から腰を痛めているので、
それぞれ役割分担してやらねばならない。
まずは私が納屋からタイヤを4本転がしてきて車のそばに置く。
必要な工具も私が用意する。
続いてジャッキも私がセットしてあげる。
少しタイヤが持ち上がったら彼がてこを使ってナットを緩め、タイヤを外す。
次は二人で夏のタイヤをヨイショと持ち上げてねじ穴に入れる。
この作業が一番難しく、なかなか一発で決まらない。
両者、腰を労わりながらやるためこつが必要だ。
うまくはまったら彼がナットを締め上げ、次のタイヤへと進み、作業を繰り返す。
入れ替える時にまた私もタイヤを支えなければならない。
そうこうして約1時間、タイヤや工具などの後始末はすべて私。
冬タイヤを納屋まで転ばして運ぶのは、
なかなかの重労働で私も腰が痛くなる。
夫はそのまま近くのスタンドに走り、
空気圧を調整してもらってくる。
その間、私は昼ご飯の用意をする。
重労働の後だし、ちょっとご馳走を食べたくなる。
人に頼むとお金がかかったことだし、
贅沢も良いかなと思うのだった。