知り合いから「捨てても良いから」と言われて、
断り切れずに頂いた洋服、
試着しても時代遅れで似合わない。
捨てようと決意して袋に入れていた。
ところが、掃除のさなか、
再び取り出して広げてみた。
一つぐらいリフォームできないか考えた。
服に困っていないのに何という貧乏性。
馴染みのない色のタグが付いたままの綿パンツ、
何となくやれそうだ。
丈が長かったので7分丈にバッサリ切って、
裾をミシンでかがってみた。
あら、鏡に立ったら別の雰囲気がする。
そもそも自分が好きで買ったものではないから、
色も形も私のものではない。
とはいえ、違う感じになるし、一度は着てみよう。
爬虫類の顔も人間に戻りつつあるし、
三度の食事も8割がた食べれるようになった。
そろそろ野外に出て、
療養生活に終止符を打たなければと思っている。