最近の気候はやはりおかしい。
このところまるで初夏のような2月に呆れていたら、
まるで踵を返すように、
昨日から突然真冬に戻って今朝の気温が我が家の新記録を更新した。
マイナス6.4度である。
起きがけの居間の気温も8.7度と最低を記録した。
温度計はいつも掃き出し窓を開けた同じ場所に置いていて、
寒い時期と暑い時期はそれを確かめるのが日課になっている。
それも安いものでは誤差が大きくて、
精密な登山用腕時計のセンサー温度計を毎朝外に出しては測っている。
それにしてもマイナス6.4度とは凄い。
外に水を置いていたら初氷が張っていただろう。
去年はマイナス5度が最低だった。
でも、何だか嬉しい気もする。
普通の真冬もまだ健在?なのだ。
夏は40度を超える日があるから、
人間って強いんだなあと感心する。
もちろんそれを可能にした科学の進歩もあるけれど。
太古の人は防寒具もなかったから大変だったろう。
デルス・ウザーラのようでは生きていけない。
その時代を過ごした証人はいないのだから、
大昔は半裸でも暮らすことのできる気候だったのかもしれない。
我が家の新記録を見てそんなことを思った。