自家製のヨーグルトを作り続けて何年が経つだろう。
毎朝食べるのでなくなりそうになったら作れるので有難い。
味も自分好みの感じがして、
余程のことがない限り、昔のように市販のものを買うことはないと思う。
ヨーグルトの製造方法は、瓶に残った5センチほどを種にして、
上まで牛乳を注ぐ。
その時、私は混ぜたりせず、ただそのままの状態にしている。
温度の高い夏場は数時間でヨーグルト状になる。
冬場は家々でそれぞれ保温の仕方が違うけれど、
私の場合は白い小さな厚手の発泡ボックスを利用している。
よくアイスクリームを買った時に貰えるものだ。
その中にお湯を入れた瓶とヨーグルトの瓶を並べ、
隙間にプチプチの梱包ビニールを詰める。
そうして、一日ほど放って置くと夜にはたいていは固まっている。
軟らかかったら途中で熱い湯に取り換えれば間違いない。
どんなに長くても一晩半で完成する。
こんなふうに5年以上は秘伝のタレ?状態で味わって楽しんでいる。
種はずっと生き続けているのだから発酵食品の力というものを感じる。
さて、今朝のヨーグルトは甘味に手作りのイチゴジャムとブルーベリージャムを入れ、
トッピングに冷凍しておいたバナナの薄切りと庭のキイチゴを飾ってみた。
最後に乗せる庭のペパーミントの若葉はあるだろうか。
さすがに冬だから出ていないとダメもとで探してみたら、
東側の窓辺に一本だけ残っていた。
その木からほんの小さい葉が出ていたのでちぎって乗せた。
見た目も味も間違いなく、朝食後のデザートに最高だ。
手作りって満足度が違うからやめられない。