今日は人生初めての日だったなんて

好奇心がある限り心を文字で表すことは大切です。日記を書きます。

温泉に1時間入るということ

町なかにある大きな温泉センターへ行ってきた。

山を歩いた後は汗まみれだから、安い温泉を見つけては入るけれど、

町なかの温泉にわざわざ行くことのない私。

 

温泉に隣接するのは巨大ショッピングモールだった。

無料の招待券を1枚だけ貰い、捨てられなくてひとりで行ってみた。

 

ネットで調べたらその温泉センターは実際に払うと700円かかる。

そう思うと、すべての浴槽に入らなければと切なく思ってしまう。

せめて1時間は湯に浸かろうと決意して暖簾をくぐった。

 

まずは室内の大浴槽、腰と足裏に刺激のある気泡風呂、

うむ、これはなかなかいいと少し長めに入る。

それから、色の付いた薬湯に一瞬だけ入る。

美肌効果とあるがそんなの信用できない。

 

そして、冷たい風の吹く露天の一人用樽風呂に頭だけ出して入る。

それから、広い岩風呂に浸かり、

再び室内に戻って高温サウナにスチームサウナなどを利用した。

結局予定通り全ての湯を網羅して入った。

 

なのに、時間はたったの30分!

ひとりだから時計ばかり見つめて時間が全然進まなかった。

 

利用客の中にはけっこうひとりの客も多く、

その人たちは湯を出たり、また入ったりして、

のんびりと時間を過ごしている。

あの人たちは一日中ここにいるのかしら。

 

私も彼らを見習ってもう一度入り直してみたけれど、

やはり、1時間は無理だった。

隣のモールでお昼を食べよう、そう思って浴槽を離れた。

 

それでも夜まで身体がポカポカしているみたいで温泉効果は如実で、

決してただより高いものはないということではなかった。