今日は子供たちのダンス発表会を見てきた。
子供たちは音楽に合わせ身体を動かし踊ることが大好きなようで、
みな実に生き生きと良い顔をしている。
幼稚園児らしい小さな子も、
先生の振り付けで教えられた通りに踊る。
たまにずれたりしても、
先輩にあたる大きい子たちが、
自然な動きでフォローするから形になっていた。
見守る親たちもわが子の動きに息を呑んでいる。
この子たちは週に1回練習をしてきたというが、
その程度の回数で、
あんなに複雑で、
またスピード感のある振り付けを覚えたとは驚いてしまう。
先生もきっと子供たちを指導するのが大好きなのだろう。
いつもはわがままで親の言うことを聞かない子も、
テレビばかり見ている子も、
衣裳を着て舞台に立ったら晴れやかな表情に変わる。
全身全霊で表現をしようとする。
それも人前で。
好きなことをすると生き生きするのは、
子供も大人も同じなのだ。
また人の前で自分を表現することは、
人間の本能かもしれない。
評価あってこそ技は磨かれる。