昨日、台風で川が決壊した場所に近くまで行ってきた。
大きな川の支流が昨夜遅く決壊し、
かなりの田園や家屋が浸水した。
自衛隊のヘリも飛んでいた。
その町は私の住む場所から遠くなくて、
車を走らせていると、
いつの間にかいきなり浸水地域に入ってしまい、
流されたのか車が歪んだまま主要道路に置き去りにされていた。
危険を感じた私は、
泥まみれのコンビニの駐車場でユーターンして戻ってきた。
テレビでは民放がその場所を何度か報道していたけれど、
視聴料を払っている天下のNHKが全くといって良いほど、
現地報道をしていなかった。
未曽有の災害とはいえ、
被災者は自分たちの状況をNHKの放送で知りたいに決まっている。
NHKは地方の報道は少なくて、
都市部の同じところばかりを報道しているような感じがする。
今回の水害が近くの町だったため、テレビはずっとつけている。
裏番組のニュースはビデオでチェックしている。
つくづく報道の在り方を考えさせられた。
我が家は大丈夫だったけれど、
いかに多くの被災者が困っていると思うと、
自分だけのうのうと暮らしているわけにはいかない。
せめて、泥運びのボランティアをしようと思っているのだけれど、
隣町からの要請はまだない。
きっと現地は混乱しているのだろう。
それほどの被害だと思う。