最近は週に一度はアマゾンを装った詐欺メールが来る。
件名は「spanメールが見つかったので再入力してください」とかで、
相手を惑わすためにあの手この手で書かれている。
差出人がアマゾンのアドレスだから、
不用心な人はついクリックしてしまう恐れがある。
クリックするとアマゾンと全く同じようなホームページに至り、
求められるまま名前やID、パスワードを入力することになる。
信用した人はカードの番号まで入れてしまうだろう。
恐ろしい。
今日はカードの発行元の三井住友銀行の偽メールも来た。
三井住友銀行の立派な差出名で、
「口座カード・通帳一時利用停止、再開の手続きをしてください」とあった。
よく知っている人には見え透いた詐欺メールだけれど、
あまり人を疑わない人は驚いてメールを開き、
指示通り手続するかもしれない。
ネットで買い物をしたり、その他の様々なアクションをしていると、
どうしても自分のアドレスや電話番号を入力しなければならない。
頭が良くてひどく悪意ある人間たちが、
そのわけも分からないカオスの暗闇の中でそれらを盗み取り、
何度も何度も送り続けているのだ。
天下のアマゾンから他人の履歴が易々と漏れたように、
ガードが完璧になることは不可能なのだ。
これからますます電子決済になっていくというのに、
一体、どうすれば良いのだろう。
国の偉い人たちは騙される庶民のことを考えてくれるのだろうか。
今も用心深い人たちは心配してカードを持たない。
持っていてもネットに入力しない。
今日の詐欺メールによると、
カードは「一時利用停止」になっているらしいけれど、
昨日はちゃんと買い物ができた。
今日も利用できるに決まっている。
カード会社に問い合わせれば良いのだけれど、
こういう時、肝心なカード会社のサポート電話は込んでいて通じない。
気持ちが悪いからカードで買い物して調べてみよう。