やっと朝晩の涼しさを感じるようになったけれど、
今年の夏はとても暑かった。
よくまあクーラーなしで生き抜いたものだ。
友人たちに呆れられているけれど、
彼らと比べると身体の温度変化への耐性がかなり鍛えられたような気がする。
夏は暑い冬は寒いとぶつぶつ言いながら、宮沢賢治のように生きよう。
さて、クーラーのないわが家の電気使用量はどうだっただろうか。
検針票を調べて見たら8月、9月とそれぞれ135kwhほどだった。
わが家の電気と言えば、
常についているモーターや玄関のセンサーにモニター、
それに冷蔵庫、二日に一度の洗濯機、毎晩の映画鑑賞、何台かのデジタル機器など。
比較したことはないけれど、
クーラーやテレビを頻繁につけている他の家よりは、
あまり電気を使わないと自負している。
ただ気になるのは、この135kwhの支払料金は3400円程度なのに、
計上される「再エネ発電賦課金」という、
訳のわからない請求が約400円も取られていることだ。
40から20Aに落とした基本料金が562円なので、
それと比べると高いのがよく分かる。
この賦課金は太陽光などを設置した家に、
電力会社が支払う買い取り料金を、
各家庭に負担させているものである。
再エネには賛成だけど、
使ってもいないのに支払うなんて理不尽過ぎる。
どうにか改善してもらいたい。
だからといって、屋根一面に太陽光を設置するほど電気を消費しないし、
わが家のような節約家庭は、
節約することで損をするように錯覚しそうになる。
できればガレージにわが家専用の太陽光を設置して、
電気の地産地消をしてみたい。
そういう日はやってくるだろうか?