地球上で問題になっているプラスチックだが、
あまりにも暮らしに溶け込んでいて、減らすのは難しい。
我が家はペットボトルの飲料は滅多に買わないけれど、
なぜかいつの間にか空ボトルが増えている。
そこで少しでも貢献すべく、ペットボトルを捨てないで、
太陽光「発電」ならぬ太陽光「発熱」をやるため利用している。
水を自然に任せて熱くするだけのことだが、
その用意は面倒くさい。
今年は暑い日が続いたのに準備をサボってしまい、
まだ数日しかやっていないけれど、
気温が30度を超す日は、
水の入った大きなボトルはお昼ごろには40度以上のお湯になる。
お日様の恵みのお湯を汗まみれの身体にかける時の爽快さは、
人工のエネルギーに頼らなかったということがあるためか、
何倍もの満足感に浸ることができる。
比喩は変だけれども、山を歩いていて温泉を見つけた時の喜びにちょっとだけ似ている。
温泉も太陽熱も自然エネルギーだ。
今夏は寝苦しい夜のためのペットボトルの利用法を新しく発見?した。
冷凍した2リッターのボトルをバスタオルに巻いて氷枕にすることだ。
1週間ほど試してみたけれどとても快適だった。
硬さは夏用の竹枕ほどで、それほど気にならなかった。
氷は朝には半分ほど融けていて、
目覚めの時の水分補給に役立つ。
水には好みの柑橘系のエキスを混ぜてあるので飲みやすい。
これはお湯を作るより準備は簡単で、
毎日水を足して冷凍庫に入れて置けばよい。
でも、新案のペットボトル枕は電気がなければできないのが悔しい。
異常気象の盛夏はやっぱり電気がないと生きていけないのか。
電気を使えばますます地球は暑くなっていくというのに。