今日は朝から相変わらず気温は30度を超えていた。
クーラーのない家にいては耐えられないほど暑いので、
お昼まで近くの公民館に行った。
ここは月に4回のみ利用と決まっていて、
趣味仲間でグループを作り、
ひと月前から予約しているのだった。
文化活動ゆえ使用は無料である。
2人の仲間と集い、
3人で楽器の練習やお喋りでお昼まで過ごした。
たとえ少人数でもこういった活動は、
他人と関わるという意味でも社会性があって有意義なことだ。
50人も入る広い部屋にはクーラーがきいているので、
頭もクリヤーになり落ち着いて過ごせる。
会が終わり仲間が帰ると、私はひとり残って、
持ってきたお弁当を広げた。
朝の残りを詰めたものだ。
最近出かけた先でお弁当を食べる方が、
自宅で食べるより食欲が増すことに気づいた。
朝の残りは家では食べないのに、
外出先ではおいしく食べられる。
だから、家の近くでもそこで食べたほうが良い。
できればこのままお昼寝といきたかったが、
今日はこれから用があって遠出しなければならない。
弁当を5分で食べ終わり、椅子や机を戻して、
有難いクーラーのスイッチを消した。
窓口に部屋の使用報告書を出し、灼熱の車に乗り込む。
まるで身体が燃え上がるようだ。
3時間もクーラーに浸っていたから、なおさら耐えられない。
さて、これから3時間、
いつものようにのクーラーを入れないで走れるだろうか?