今年は苺が豊作だった。
去年は苺ジャムが10個近くできて、豊作だと思っていたけれど、
今年の苺はその3倍ほどともっともっと多かった。
カップラーメンの丸い容器を手に毎朝庭に出ると、
たっぷりと一杯は採れるのである。
それを秤で計ると大体約300g近くあった。
苺の生えている面積はせいぜい1坪ていどなのに。
ブログの記録を見ると、収穫はおそらく先月の20日から本格的になったから、
自然の苺は約20日間成り続けるということになる。
苺狩りのハウス業者はこういった仕組みを研究しているのだろう。
単純計算すると全収穫量は何と4kを超えている。
芝生の手入れが大変なので苺を植えてみたのだけれど、
年々猛烈な勢いでランナーが伸びてこの有様?になった。
毎朝葉っぱの中から食べごろの苺を探すのは大変。
でも、それをさぼると腐ってしまうから勿体なくて頑張った。
今日は冷凍した苺を大鍋に入れて煮込みジャムを作った。
熱湯消毒した瓶に熱々のジャムを流し込むとき、
至福の気持ちに浸ってしまうのは、
達成感以上に「自給した」という満足感もあると思う。
実は甘いものは苦手な私だけれど、
作るのは大好きで自給は夢だったから。
幾つもできたので、ご近所さんやお友達に
「無農薬栽培ジャム、無添加ですよ」と、
わざわざ言って差し上げた。
砂糖以外は何も加えないので、そこは強調したいところだ。
日付をラベルに書いて張り、蓋の上に布をかぶせ、
いかにも可愛らしくラッピングしてよそ行きに仕上げる。
中には私の時間が赤く色濃く詰まっている。