参った、参った。
絶景を見に行った日の夜、猛烈な体調の変化に苦しんだ。
一晩中、トイレで寝ていたようなものだった。
ウイルスにやられたらしい。
何か身体がだるかったのはそのせいだったのか。
思い当たる節はあり、私にウイルスを送り込んだ犯人も分かっている。
しかし、ウイルスが誰にも移るとしたら、一体医療関係者はどうなる?
全ての医者や看護師はありとあらゆる感染性の病を貰うことになる。
そうだとすればすでに人類は滅亡しているではないか。
ウイルスは弱った人間だけに乗り移る。
色々と忙しい日々を送っていたため、
いつの間にか私は弱い人間の範疇に入っていたのだった。
おかげで一晩で2キロも体重が減った。
ご飯は口にしたくなくて、ビールも飲みたくない。
仕方なしに白湯だけは口にした。
どんなにかビールが美味しいことの幸せが今まさに理解できる。
朝のコーヒーも然り。
私にとって
嗜好品は健康のバロメータと言える。