今日は歯があまり気にならないほど痛まない。
もう駄目だと思っていたのに、もしかしたら抜かなくてよいかもと思うほど。
いずれにしても判断はもう医者に頼るしかない。
予約の時間に医者に行き、前回の定期検診をさぼったことを誤った。
歯の調子を聞かれたので正直に「昨日と違い、今日は大丈夫な気がする」と答えた。
若い医者は、この歯は大事な歯なので、
今日は消毒だけにして抜く抜かないはもう少し待とうと言ってくれた。
今日の予約は混んでいて、私は痛いからと無理やり入れてもらったから、
何となく申しわけなかったけれど嬉しかった。
喉元過ぎれば熱さ忘れるの状態には変わりないけど。
案の定、去年さぼった定期検診は「来週にあらためて」ということで、
化膿止めの薬を5日分服用することになった。
会計を待っていたら隣に席にご近所の人が診察を待っていた。
挨拶をして歯のことを聞くと、彼は定期検診で受信しに来たという。
私よりかなり若いのに歯の大事なことを自覚している。
私は自分の弱い歯のことを話し、
「歯は大事にしすぎることはないのよ、私みたいにならないでよ」と、
偉そうに力説してしまった。