人はいつ頃から身体を洗うようになったのだろうか。
猫はよく自分の身体を舌の届く限り舐めて、
きれいにしているけれど、他の犬などはそんなことはしない。
小さな野鳥は水たまりで水浴びをしていることもあるが。
それに比べると、人間は極端すぎるほどきれい好きだ。
殆ど毎日のようにお風呂に入って身体を洗い、服を着かえる。
若い人ときたらその日着ていた全ての服とバスタオルまでも洗濯機に放り込む。
私はどうだろうか。
夏はともかく汗をかかない冬の日は、中二日程度でお風呂に入る。
入らない日は下着だけ着かえるから洗濯物も極端に少ない。
洗濯物が少ないと水も電気も消費が少なくなる。
これをエコ暮らしというのか、それとも不潔というのだろうか。
多分かつての習慣や価値観で違うのだろうけれど、
もし何かあってお風呂にも入れなくなった時、
私はその「不潔さ」に耐えられる図太い神経を持っていると言える。
そう思うと、毎日の入浴の習慣がなくて良かった。
だから、お風呂はなるべく温泉に浸かりたい。
そのくらいの贅沢は許されるだろうからネ。