今朝は暗いうちに目が覚めた。
そんな時はしばらくお布団の中で悶々とした後、
すぐ前に置いてあるテレビのスイッチを入れる。
これは一昔前の国産の真空管?テレビだけれど、
二階の寝室に苦労して運んだためにもう下すことはできず、
粗大ごみ屋さんに引き取ってもらうには覚悟がいる。
なぜなら、ごみ屋さんに寝室に来てもらわなければならないから。
それはちょっと嫌だ。
たいていの古い電気製品は3.11の直後に捨ててしまい、
このテレビだけが二階にあるという理由で残っている。
まあ、そんな古いテレビだけれど、
画面は最近の4kとやらに負けないほどきれいだ。
当時としては最先端の国産技術だったと思う。
滅多にテレビは見ないから標準使用時間が少なかったのだろう。
今でも遜色がない。
昨今は使えるものも捨てなければならない異常な消費社会になった。
スマフォなどはまさにその典型。
一体何がきっかけでそんな世界になったのだろう。
他国との経済競争?他社との経済競争?
それとも他者との経済競争?
ここまで経済優先主義がはびこるなんて、
ただ悲しくなってくる。