今朝の気温はマイナス3.2度だった。
ちなみに昨日はプラス2.8度。
真冬になると、こうして毎朝温度計を確かめるのが日課になっている。
南側の窓の外にセンサー温度計を置いているが、
いちばん冷え込むのはどうやら日の出近くの時間のようだ。
この頃は朝の7時を過ぎたあたりで最低気温となる。
忘れないうちに温度をキッチンのカレンダーに書きつけておくと、
低ければ低いほどまるでマラソンの記録更新をしたみたいで嬉しくなる。
わが家は関東平野北の広い平地に建つ南向きの一軒屋である。
長方形の敷地に建物がうまく配置されているため、
冬の日当たりがとても良い。
真冬の早朝温度がマイナス5度になっても、
暖房を効かすのはわずか30分程度で済む。
三時過ぎまで陽射しが部屋の奥まで入るので、
晴れた日はとても暖かくて過ごしやすい。
温度を測るようになって、
近頃は温度を言い当てられるようになったのが面白い。
朝目覚めた時の部屋の温度、外に出た時の温度など大体が合っている。
測り続けることがひとつの訓練となって、
私の体内センサーが正確なものとなったようだ。
それとも数値の力によって、ロボットみたいに感覚がデジタル化されたのか。
何でもかんでも数値化することが嫌いだったのにどうしたことだろう。
もう測るのはやめようかと思ったりしている。