毎日のおかずを作っていると、買い置きの材料がないことがある。
例えばお肉やお魚で主菜になるものだ。
それらがないと菜食主義者でないからはたと困ってしまう。
とはいえ、スーパーに行くのも億劫だし、
できれば何とか工夫しておかずを作りたい。
そんな時、残ったお野菜でかき揚げを作ることが良くある。
葱や人参、蓮根や牛蒡などの根菜がちょっとだけ残っていたとしても、
小麦粉と卵を溶き天ぷらにするとかさも増えるし、
お腹を満足させるおかずになる。
さらに乾物の小魚や小海老など混ぜれば栄養的にも良いし、
堂々主菜の代わりになる。
大量にできるので残ったらそのまま冷凍して、うどん用に取って置く。
お昼にひとりでおうどんを作る時、
冷凍室のかき揚げに救われ、
ちよっと贅沢な「たぬきうどん」に舌鼓を打つことも度々だ。
まさに困った時のかき揚げといえるけれど、いかにも貧乏臭いかなあ。
二か月に一度ぐらいそういう時があるのは、
食生活を見直すにも良いことだと思う。