わが家は料理の際に出る生ゴミは、全て庭の土に埋めている。
そう広くない庭だけれど暖かい時期は土になるのも早く、
あちこち場所を変えては穴を掘って埋めている。
ただ分解の遅いのもあって、
冬になっても生ゴミの土の中から野菜の芽が出ている時がある。
たとえばカボチャだったり、ジャガイモだったり。
そんな時は植物の生命力に感心してしまう。
でも、新しい生命の葉とは言え、
たいていがこの時期になると霜でやられてしまう。
なのに、今年は暖かさが尋常ではなく日ごとに大きくなっている。
カボチャは抜いてしまったけれど、
ジャガイモはまるで花を咲かせる勢いで茂っている。
二期作?のジャガイモは年末などに見かけることがあるが、
我が家でもできるのだろうか。
いつもなら雑草として抜いてしまうのに、
今回はあまりにも育ちが良いので、
しばらくそのままにしておこうと思っている。
もし、ジャガイモが出来たら食べてみよう。
新ジャガの味は楽しみだけれど、
ここまで気候が暖かいとなると、別の不安が錯綜する。
本当はこんなこと、人類にとっては大変なことなのだ。
天気予報では南の暖かい空気が残ったせいだとしきりに説明しているが、
なぜその空気が残っているかの説明はない。
地球全体がおかしくなっているのだろう。
いずれにしても人間は弱い存在だ、あるがままにしか生きられない。
とりあえずジャガイモの観察を続けてみたい。