昨日のニュースで驚いた。
「お客様にお荷物が届いていますが、不在でした」
という内容のショートメールが来た男性の話。
運送業者の佐川急便と思い、ウェブページをクリックして開いてしまった。
差出人のアドレスに「SAGAWA」とあれば、
ほとんどの人が疑わないだろう。
すると、佐川急便を真似した偽りのサイトに引き込まれ、
そのページは何処をクリックしても逃れられず、
遠隔操作されてしまう。
その人は買い物が勝手に三度され、
アドレス帳に載っていた人のすべてに同じメールが拡散されたという。
というと、その人たちも被害にあったことになる。
最近はラインなどでも大手の配送業者から
いきなり「今日配達します」と、
友達でもないのにトークしてくるからびっくりする。
この場合は自分が頼んだ覚えがあるから良いけれど、
ない場合もあると思うとゾッとする。
私は幸いスマホは持っておらず、
ショートメールからいきなりホームページに飛ぶことはできない。
pcのメールは身に覚えがないものは開かないようにしている。
ネットで買い物をするにもカード決済などはせず、
面倒でもコンビニに出向いて支払っている。
時代遅れかも知れないけれど、少しでも不安は増やしたくない。
便利になって危険が増えた。
多くの国がキャッシュレスを目指しているらしいけれど、
これからの人たちはどうやって難から逃れるのだろうか。